プロフィール
弊社社員の担当分野
品川 幸雄
機能性フィルム商品化担当。
コーティングによる機能性フィルム製品開発経験豊富。
商品化プロジェクトの課題、問題点抽出と、その対策コンサルを得意とする。必要に応じて、マーケティングによるターゲット商品決定支援も行う。
品川の富士フイルム在任時の仕事紹介
1972~1986年 | 足柄工場製膜部門にて、PET、タックの新規製膜、コーティングによる高機能フィルム開発と製造化 |
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1986~2002年 | 足柄研究所・高分子研究室長 (主たる開発実績) ・新写真システム『APS(Advanced Photo System)』用PEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム開発 ・LCD視野角拡大用WVフィルム開発 |
2002~2006年 | 先進研究所・新商品開発室長 新規商品・新規事業探索と開発研究 |
2004年 | フェローに昇任、品川フェロー研究室を持つ FPD用新規材料開発 |
2006~2009年 | 本社・新規事業開発本部、「市場ニーズからの新商品開発」 マーケッター育成、市場ニーズ調査 2009年6月、富士フィルムファインケミカルズ執行役員を退任し、2009年10月26日に合同会社SNパートナーズを設立 |
長谷川 欣治
ポリマーフィルム製膜のスペシャリスト
世界No.1とも言える多種のポリマーのメルトキャスティング経験を持ち、新規ポリマーフィルム開発コンサルを担当する
長谷川の帝人在任時の仕事紹介
1971~2001年 | 帝人プラスチック研究所、フィルム研究所にて、新商品フィルム開発 PET、PEN中心に多数製品を開発 |
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2002~2006年 | 帝人化成 光材料研究所、先端加工技術研究所にて開発研究 溶融製膜PCの開発 |
2006~2009年 | 帝人グループの初代フェローに就任、長谷川研究室を持ち PFD用などの光学用途、新規用途の新ポリマーフィルムを開発 |
南平 幸彦
メルト製膜でのPETフィルム製造全般、ウエット塗布での高機能フィルム製造全般に精通している。また、製造工場建設、工場経営の経験が豊富であり、新規工場立ち上げコンサルを得意とする。
南平の帝人在任時の仕事紹介
1969年4月 | 帝人株式会社入社:ナイロン技術部及び製造部でナイロンフィラメントの紡糸、延伸および加工を担当 |
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1987年10月 | 岐阜工場へ転勤:PEN(テオネックス)フィルムの事業再開立上げ |
1991年3月 | フィルム研究所:TULC(缶貼合せ)用共重合PETフィルム開発、生産担当 |
1996年6月 | 東京本社フィルム技術生産部門フィルム技術部 |
2001年4月 | 帝人デュポンフィルム開発センター本社グループ長 |
尾池工業在任時の仕事紹介
2002年1月 | 尾池工業グループへ入社 |
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2003年8月 | 同社取締役工場長 |
2006年6月 | 尾池ファインコーティング株式会社 常務取締役統括部門長 この間、クリーン度クラス100の大型コーター3台を立上げ:岡崎機械工業1台、井上金属工業2台。うち2台のクリーン空調はダウンフロー方式で設計 |
商品開発
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石橋 正
素材の有機合成から塗布液処方(ハードコート、OCAなど)づくりまで、粒子分散を含めた処方分野のスペシャリスト。又、知財関連調査の専門性も高く、新技術調査、抵触性調査と水路確保提案に強い。
石橋の東洋インキ在任時の仕事紹介
1973年 | 東京理科大学工業化学科修士終了、東洋インキ製造株式会社入社 |
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1973年~1984年 | 研究員:技術研究所にて、塗料用樹脂やプリント基板材料の開発 ・缶内面用のフェノール樹脂 ・自動車塗料用のアルキッド樹脂 ・電子線硬化型の磁性塗料用樹脂 ・金属基材と密着性の良いポリオレフィンのグラフト体の変性と塗料化 ・プリント基板用材料(ドライフィルム、ソルダーレジストインキ)の開発 |
1984年~1986年 | 電子材料事業部でプリント基板材料の工業化 ・溶剤現像型やアルカリ現像型のドライフィルム工業化 ・熱硬化型ソルダーレジスト、紫外線硬化型ソルダーレジストの工業化 |
1987年~1994年 | 開発研究所にてリーダー、部長 ・導電ペーストの開発と工業化 ・アクリル系パターンレジストの開発と工業化 ・剥離紙レスタイプのディレードタック型粘着剤の開発と工業化 ・水崩壊性樹脂(お尻が拭けて水に流せるウェット型)の開発と工業化 |
1995年~2005年 | R&D本部の企画室にて企画室員、企画室長 |
2006年~2008年 | 知的財産部に所属 ・社内蓄積技術の評価(事業性、市場性、技術性の切り口で評価) ・社内特許の評価実施 |
外部活動暦
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網盛 一郎
技術の分かる企画屋。高分子・液晶・光学材料、光学のスペシャリスト。光学では理論、シミュレーションから現象解析までの実践的活動が出来る。材料では、粒子分散を含め塗布液処方、機能フィルム全般をこなす。また、新規商品提案力にもすぐれ、市場ニーズと技術シーズのマッチングを行う。
網盛の富士フイルム在任時の仕事紹介
1994年 | 東京大学大学院 農学系研究科修士課程修了、富士フイルム入社 同社高分子研究室にてAdvanced Photo Systems用磁気記録層・潤滑層開発 |
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1997年 | 高分子研究室にてディプレイ用光学素子開発に従事、専門を材料から光学へ広げる |
2000年 | 防眩性反射防止フィルム「CVフィルム」を開発リーダーとして商品化 |
2001年 | 社内留学制度により米国ブラウン大学大学院(材料科学専攻)に留学 |
2003年 | 帰国後、新商品推進室にてIn-Cell LCDプロジェクトリーダーとして開発に従事 |
2005年 | Ph.D(材料科学)取得、先端コア技術研究所主任研究員(課長級)に昇格 |
2008年 | IDW2008にてBest Paper Award受賞 "In-Cell Viewing Angle Compensation Using Pixelated Biaxial Retarders for VA-LCDs with No Color Shift" |
2009年 | 世界初フルカラー偽造防止ラベル「フォージガード」をプロジェクトリーダーとして商品化。開発終了後に事業部へ異動。販路開拓を主導し、事業を軌道に |
2012年 | 富士フイルムを退社し、Business & Technology Incubatorとして独立 |
専門分野(技術のわかる企画屋)
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千野 直義
一貫してウエット塗布による機能フィルムの製造化に従事したキャリアを持ち、水系、有機溶剤系の双方で、製造装置建設、製造故障対策、品質保証を含めたモノづくりに強みを発揮する。
千野のこれまでの仕事紹介
1974~2005年 | 富士フイルム 1.X線フィルム製造部 1974年-1984年 2.生産技術部 1984-2005年 WEB Tensioned Die、スライドホッパーなど 同時多層塗布技術開発 |
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2006~2008年 | 日本ミクロコーティング 塗布製品での大幅な歩留り向上達成 |
2008~2013年 | 千代田グラビア リバースロール塗布、略ダイ塗布 歩留り向上 ダイ塗布、バーコート液コンタミはじき故障対策、膜厚分布均一化 塗布用フィルムの故障対策、製品の安定化、コストダウン |
2013年8月 | SNパートナーズに加わる |
以上の社員に加え、有機溶剤塗布関係など多数の専門人材をそろえており、顧客のニーズに対応した総合的支援を行います。